にしおかすみこの『ポンコツ一家』とは？認知症の母と家族との介護生活を語るエッセイとは？認知症の母、ダウン症の姉…芸人・にしおかすみこが語る『ポンコツ一家』
人気芸人・にしおかすみこが、実家で認知症の母とダウン症の姉、そしてポンコツ父との共同生活を開始！仕事と介護の両立、自身の幸せとの葛藤…理不尽な現実に直面しながらも、家族それぞれの個性を尊重し、自分らしく生きる道を探す。焦らず、無理せず、健康第一！笑いと涙あふれる、家族の絆を描いた感動の実話。
認知症との向き合い方と家族の絆
認知症の母親との向き合い方で大切なことは？
人格尊重と自主性の尊重です。
にしおかすみこさんは、母親の人格を尊重し、自主性を重んじながら介護をしています。
「自分ファースト」を貫きつつ、日々の息抜きを欠かさない姿が印象的です。
✅ にしおかすみこさんは、認知症の母親との同居生活を通して、自身の幸せを大切にしながら介護を行っており、その過程で葛藤や後悔を乗り越える方法を見つけている。
✅ 母親の認知症による様々な症状に対し、書籍や専門家からの情報収集、そして母親との対話を通して、症状だけではなく、その人自身に目を向けることを心がけている。
✅ 「自分ファースト」を貫くために、母親の人生を尊重し、毎日こまめな息抜きをして、後悔を減らし、自分の心身の健康を維持することに努めている。
さらに読む ⇒認知症に関する情報ならＳＯＭＰＯ笑顔倶楽部出典/画像元: https://www.sompo-egaoclub.com/articles/topic/1649母親の個性を尊重し、彼女が「好きでいられる」ように接するという姿勢は素晴らしいですね。
姉妹の絆の強さも感動的で、家族の温かさを感じます。
にしおかさんは、母親が認知症の症状にとらわれるのではなく、母親の人格を尊重し、彼女が「好きでいられる」ように接することを心がけました。
また、母親の自主性を尊重し、あれこれと制限を設けることはしませんでした。
母親は、認知症でありながらも娘たちを守ろうと懸命に生きており、その姿ににしおかさんは強さを感じています。
お姉さんは自分の心を表現するのが得意で、絵や工作を通して感情を表現したり、周囲の人に優しく接したりすることで、家族を和ませています。
母親にとってお姉さんは常に支えであり、姉妹の絆は強いものです。
にしおかさんは、お姉さんが障害を持つことに対して葛藤を感じることはなく、それは母親からの愛情によるものだと考えています。
自分も将来、エンタメ作品でこういう家族のあり方を描きたい！ でも、難しいテーマだから、にしおかさんの書籍、すごく勉強になりそう！
日々の生活と介護の工夫
仕事と介護の両立、どう乗り越えてる？
息抜き、食事、友人との会話でバランス！
にしおかさんの著書では、母親との「作り置きバトル」など、日常の細やかなエピソードが描かれています。
介護と仕事の両立、健康管理への工夫も紹介されています。
✅ にしおかさんの著書『ポンコツ一家』では、母親が作り置きのタッパーを出し入れする「作り置きバトル」のエピソードが描かれており、保存方法への温度管理の違いから対立が生じていた。
✅ 母親が作り置きを出す理由として、にしおかさん自身は「誰が作ったかわからないもの」という意識があったのではないかと推測しており、その行為に対してにしおかさんは怒りを覚えつつも、掃除を考慮して思いとどまった.
✅ 最近では、にしおかさんの作り置きが家族に受け入れられ、母親は「米と味噌があればいい」という価値観を持っているものの、ピクルスなど特定のものを選んで食べる様子が見られるなど、変化が見られる。
さらに読む ⇒現代ビジネス | 講談社 @gendai_biz出典/画像元: https://gendai.media/articles/-/114065?page=3にしおかさんの日々の工夫や、精神的なバランスを保つための努力は、介護と仕事の両立を目指す多くの方にとって、参考になると思います。
無理せず自分らしく生きる姿に共感しました。
にしおかさんは、仕事と介護の両立に時間的制約を感じながらも、小刻みな息抜きや、高めのランチ、仕事での気分転換を取り入れることで、精神的なバランスを保っています。
健康維持のために、ウォーキングやホットヨガも行い、自身の健康管理にも気を配っています。
睡眠不足を解消するために朝食にゆで卵を取り入れるなど、食生活にも工夫を凝らしています。
母親への気遣いは、自身の心地よさにも繋がり、掃除をしたり、庭に花を植えたりすることで、自分自身の心も満たしています。
母親が喜ぶのは、シンプルなラーメンのようなもので、二人で一緒に食事をすることです。
ネガティブになった時は、家族との会話や友人との連絡で乗り越えています。
マジで毎日大変そうだけど、ちゃんと自分の時間も作っててすごい！ ランチとか、ちょっとした贅沢、大事ですよねー！
未来への展望と家族の形
にしおかさんが大切にしている家族観とは？
「絶対」はなく、個性を尊重すること。
にしおかさんは、父親との関係性や、今後の介護サービスの利用について柔軟に検討しています。
家族それぞれの個性を認め、未来へと進む姿を描いています。
公開日:2022/09/11
✅ 高齢化に伴い介護を必要とする人が増加しており、にしおかすみこさんは実家での母親の異変に気づき、介護と向き合うことになった。
✅ 介護サービスの手続きは保留にし、食事の作り置きや家事を担うことで、母親ができることを尊重しつつ、家族との日常が穏やかに続くようにしている。
✅ にしおかさんは、介護のドタバタぶりをエッセイで発信し、自分を第一に考えながら、母親に迷惑をかけていると思われたくないという気持ちで介護に取り組んでいる。
さらに読む ⇒STORY｜「新しい40代」のためのファッション＆ライフスタイル誌出典/画像元: https://storyweb.jp/lifestyle/237989/家族の形は一つではなく、それぞれの個性を受け入れ、未来へと進んでいく姿に勇気づけられます。
自分の幸せを優先するという選択も、共感できる部分です。
にしおかさんは、父親との喧嘩や一人旅を経て、「家族だから絶対しなければならないことはない」という考えを持つようになりました。
介護サービスについては、現状では母親の反応や姉の問題から、利用を躊躇しているものの、今後は柔軟に利用していくことを検討しています。
母親の願いである孫を持つことに対しては、自身の価値観を示しつつ、自分の幸せを優先することを考えています。
母親と姉の介護を将来的に一人で担うことへの不安も抱えつつ、にしおかさんは、家族それぞれの個性と向き合いながら、日々の出来事を受け止め、過去は過去として、未来へと進んでいくことを選んでいます。
書籍化を通して、読者からの温かい反応に励まされ、家族の日常を赤裸々に語り続けています。
うーん、将来のこと考えると不安もあるけど、自分の人生も大事にしたいな。にしおかさんのように、前向きに生きていきたい！
にしおかすみこさんの『ポンコツ一家』は、介護について考えさせられると同時に、家族の温かさを感じる、素晴らしい書籍でした。
💡 にしおかすみこさんの著書『ポンコツ一家』は、認知症の母親と家族との介護生活を描いたエッセイ。
💡 介護生活での葛藤、喜び、そして家族の絆を描き、多くの読者の共感を呼んでいます。
💡 にしおかさんが自身の幸せを大切にしながら、家族との未来を模索する姿が描かれています。
