コント55号、笑いの歴史を紐解く!~伝説のコンビ、人気絶頂の秘密とは?~欽ちゃん&二郎さんの笑いの軌跡
昭和を席巻した伝説のコンビ、コント55号!欽ちゃんと二郎さんの型破りなコントは、アドリブ満載で常に新鮮。テレビの枠を超えた笑いは視聴者を爆笑の渦に巻き込み、バラエティ番組史に名を刻んだ。二度と同じものはない、彼らだけの唯一無二の笑いの世界を、今、改めて振り返る。
💡 萩本欽一と坂上二郎による伝説のお笑いコンビ「コント55号」の誕生と、浅草での下積み時代を解説。
💡 テレビ進出と大ブレイク!「お昼のゴールデンショー」出演で人気を博したコント55号の活躍を紹介。
💡 ドリフターズとの「土曜8時戦争」と、その裏側にある友情。コント55号の知られざる人間ドラマに迫ります。
それでは、コント55号の誕生秘話から、彼らが巻き起こした伝説の数々を、一緒に紐解いていきましょう。
コント55号の誕生
コント55号、結成のきっかけは?
二郎さんの誘い
コント55号の結成秘話から、浅草時代の下積み、そしてテレビへの挑戦と、苦労が垣間見えますね。

✅ 萩本欽一は東洋劇場から浅草フランス座に出向し、そこで坂上二郎と出会い、幕間コントで激しいアドリブ合戦を繰り広げました。
✅ 萩本はフランス座を退座後、自身の劇団「劇団浅草新喜劇」を結成し、浅草松竹演芸場で公演を重ねました。
✅ TBSのディレクターに声をかけられ、歌番組コントのレギュラーに抜擢されましたが、生CMで緊張し、何度もNGを出してしまい、テレビでは持ち味を発揮できず、浅草に戻ったという内容の記事です。
さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/193393浅草での経験が、その後のコント55号の基盤を築いたことがよく分かります。
テレビでの苦労も、今の彼らを形作る要素だったのでしょうね。
コント55号は、萩本欽一(欽ちゃん)と坂上二郎(二郎さん)のコンビで、昭和40年代を中心に人気を博した伝説的なお笑いコンビです。
欽ちゃんは、浅草東洋劇場でコメディアンとして活動を始め、アドリブを武器に観客を魅了しました。
一方、二郎さんは、温厚なキャラクターととぼけたリアクションで笑いを誘っていました。
二人は1966年頃にコント55号を結成しました。
結成のきっかけは、欽ちゃんが舞台で一人コント『机』を披露している際に二郎さんから電話がかかってきたことです。
二郎さんから「一緒にやろう」と誘われ、欽ちゃんは消極的に引き受けました。
コンビ名は、支配人が適当に「コント55号」と名付けました。
1966年10月、浅草松竹演芸場の上席前座で「机」というネタを披露しましたが、反応は今ひとつでした。
しかし、3日目に役を入れ替えたところ大ウケし、コンビは徐々に人気を獲得していきました。
うわー、欽ちゃん、テレビでNG連発してたんだ!なんか意外!でも、そこから這い上がってく姿は、まさにエンターテイナーですね!
テレビ進出とブレイク
欽ちゃんは、テレビでブレイクする前にどんな苦労がありましたか?
21回連続NG
テレビ進出への苦労と、そこからのブレイクのスリリングな展開が印象的ですね。
彼らの努力と才能が実を結んだ瞬間だったのでしょう。

✅ 萩本欽一と徳光和夫が「徹子の部屋」に出演し、徳光はコント55号の浅草時代からのファンであることを明かした。
✅ 徳光は、若い頃の萩本がボケ担当ではなく、コント55号のボケとツッコミは現在の逆転する前の状態だったと証言した。
✅ 萩本は、若い頃の話を聞けることに喜びを感じていた。
さらに読む ⇒デイリースポーツ出典/画像元: https://www.daily.co.jp/gossip/2019/01/31/0012026248.shtml徳光和夫さんの証言からは、当時とは違ったコント55号の姿が見えて面白いですね。
テレビ局の指示ではなく、自分たちのやり方を貫いたのも、彼らの強さの秘訣でしょう。
1967年2月14日には、日劇の「西田佐知子ショー」に出演し、以降、「浅草松竹演芸場」で新ネタを降ろし、「日劇」の舞台に練り上げるパターンで人気を博しました。
その後、テレビ演芸番組「大正テレビ寄席」への出演オファーを受けましたが、欽ちゃんは過去にテレビCMで21回連続NGを出した経験があり、テレビは鬼門でした。
しかし、欽ちゃんは、テレビ局の指示に従うのではなく、自分たちの納得のいくようにコントを演じました。
その結果、テレビ局のスタッフから「今日のやつは放送できない」と言われたものの、激しく動き回るコントは視聴者に大ウケし、1968年には、バラエティー番組「お昼のゴールデンショー」に出演し、コント55号はブレイクしました。
欽ちゃん、テレビでも自分のスタイルを貫いたんだ!かっこいい!昔から、自分の個性を大事にしてたんだね!
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昭和バラエティ黄金期!コント55号vsドリフ!アドリブと計算の激突、そして坂上二郎さん逝去が語る、伝説の笑いの裏側。欽ちゃんの挑戦と芸人魂が今、蘇る!