VTuberの卒業劇、その背景と今後？VTuber卒業と活動の変化

今回は、近年増加傾向にあるVTuberの「卒業」を取り巻く状況について3つの章に分けて解説していきます。

ネット発タレントを取り巻く変化

近年、ネット発のタレント、特にVTuberの炎上が相次いでいますが、その背景には何があるのでしょうか？本章では、炎上しやすい状況や、その要因について解説していきます。

すとぷり、VTuberにプロゲーマー。ネット発タレントの炎上騒動が増えている理由（徳力基彦）

✅ 最近、プロゲーマーやVTuberなどネット発タレントの炎上騒動が頻発しており、その背景には、彼らの社会的地位の向上、告発系YouTuberの影響力、そして不適切行為に対する社会的な制裁の変化がある。

✅ 炎上したタレントは、YouTubeチャンネル登録者数やライブ配信での人気が高く、認知度が高まっていることが、より炎上しやすくなる要因となっている。

✅ 告発系YouTuber、特にコレコレチャンネルの存在が大きく、彼らの告発が炎上騒動を拡大させる役割を果たしている。

さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7f347b7b8f82d4190df5dde17a05edb2f3391399

炎上は、タレントの認知度や社会的な地位が向上し、影響力が増大するにつれて、より起きやすくなっていると言えるでしょう。

告発系YouTuberの影響力も無視できませんね。

近年、プロゲーマー、VTuber、YouTube発のアーティストなど、ネット発のタレントの炎上が相次いでいます。

その背景には、彼らの認知度と社会的地位の向上、告発系YouTuberの影響力増大、そして、失言や不適切行為に対する社会的な制裁の変化という3つの要因があります。

多額の収入や多数のファンを持つタレントが増え、彼らの影響力が大きくなっている一方で、過去には許容されていたような言動が現代では厳しく批判されるようになり、炎上につながりやすくなっています。

なるほど。炎上は、有名税みたいなものですかね。でも、告発系YouTuberの存在って、ちょっと怖いですよね。正義感からなのか、それとも…？

ホロライブ卒業劇の始まり

VTuberの卒業は、ファンだけでなく、事務所や他のVTuberにも大きな影響を与えます。

本章では、ホロライブを中心に、VTuberの卒業事例を振り返り、その背景を探っていきます。

魔乃アロエ、ホロライブから卒業 情報漏えいの謹慎処分から復帰せず

✅ ホロライブプロダクション所属のVTuber、魔乃アロエさんが、精神面・体調面での理由により卒業することになった。

✅ 魔乃アロエさんはデビュー前に情報漏洩が発覚し謹慎処分を受けていたが、謹慎明けには復帰の意欲を見せていた。

✅ ホロライブは多数のVTuberが所属し、人気を博しているが、今回の卒業発表を含め、スキャンダルも度々報じられている。

さらに読む ⇒KAI-YOU.net | POP is Here .出典/画像元: https://kai-you.net/article/77758

今回紹介した事例から、VTuberの活動を取り巻く環境が変化していることがわかりますね。

卒業後も活動を続ける方もいる一方、様々な理由で去っていく方もいます。

2018年、ホロライブでは、短い活動期間で契約解除となった人見クリスから始まりました。

その後、2020年には魔乃アロエが個人情報の漏洩と体調不良を理由に卒業し、『DERUTAYA』として活動を再開しました。

これらの出来事は、ネット発タレントの活動を取り巻く環境の変化を象徴するものでした。

初期の卒業劇は、VTuberという存在がまだ発展途上だったからこその混乱もあったのかなって思いました。今では色々な選択肢があるのは良いことですね。